肛門よりいづる者

真面目に生きてバカをみた

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普通に生きてて特に出てこず

 

就職の場面で急に姿を変え現れる質問がある 

 

特技だ。

 

 

 

普段生きてて特技を聞かれるのは部活動や

サークルでの新入生としてであり

 

それは大半が半ばより良い人間関係

つまるところ円滑なコミュニケーションツールである

 

特定ジャンルの経験者とも

特定ジャンルの研究者とも

自分を表現できるためである

 

ただ本当に自分の特技を言っていいのは 

就活の場だけである。

 

それも他人にない特殊なスキルとしてである。

 

 

だが

 

 

 

 

 

私は般若心経をそらで唱えられるという特技を持つ

これは小学生の頃の学校の図書館で借りた

はだしのゲン」で

ゲンが死者の前で御経を唱えることで

親族から金を取るという行為を目にし

「これが手に職をつけるということか!?」

と幼心に妙な勘違いをおこし

 

中学生から高校生にかけて

ボーカロイドのノン息継ぎ般若心経で

日本語訳を覚え

 

最近筋トレしながら聞くことで

マントラ真言)であれば三カ国語は唱えられるようになったという

努力の賜物である

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この特技は全く生かされない

 

 

  

 

 

 

 

 

 

就活でも言えなければ

自己紹介でも言えるはずがない

 

 

なぜなら

日本において般若心経を唱えられるやつは

 

 

 

 

 

 

やばいやつか

 

 

 

少しまともなやばいやつでしかないからである

 

 

 

 

 

これは日本人の宗教アレルギー的な感覚でしかないのであるが

 

般若心経を唱えてる人サイドにも問題がある

 

昨今の世の中で

般若心経をソラで言えるやつは

 

 

 

新興宗教の信者が7割

チャクラとか言ってるやつが3割と言った所だからだ

 

 

 

 

 

 

信じる者は救われるとはいうが

 

信じるものがすくわれるのは

 

足元だけだとみな覚えておこう。