肛門よりいづる者

真面目に生きてバカをみた

記事 ちんたま(タピオカ)

最近の女子に大人気のちんたま。
テカテカして黒光りをしている。
ヌメヌメしているが喉越しはよく。しこしこしているので男子からもある程度の支持を受けている。

 

そう、ちんたま

 

タピオカの事である。

 

本場台湾などではタピオカミルクティーを珍玉茶と書く。まだ日本でここまで流行ってなかった頃、海外でこの表記を見た私は「ちんたまじゃん!ち○ち○た○た○じゃんこれ!」と笑いながら写真に納めた記憶がある。そんな珍玉が今や長蛇の列を作るほどの人気となっている。

 

珍玉ドリンクが美味しいのは分かる。甘いジュースを飲むとそこに、もちもちフワフワしたデンプンの塊が飛び込んでくるのだから不味い訳ない。しかしながら昨今の珍玉店開店ラッシュと長蛇の列は解せない。

 

お前ら本当にタピオカが好きなのか?

 

今や世の若い女子たちは珍玉ドリンクを飲むことを「タピる」と言ってインスタに嬉々として上げるらしいが、これが珍玉だったら「ちんる」とインスタに上げていただろうか?


ちんまたを求め長蛇の列に並び、ぶっとい棒(ストロー)を口に咥え。時に優しく、時にズルズルと下品に啜れるだろうか?
そして、勢い余って多くのちんたまが口に飛び込めば
「いっぱい出た(笑)」と言えるだろうか?

 

世の女性の皆様考えていただきたい。


貴方はタピオカが仮にちんたまであっても今のように長蛇の列に並ぶのか?友達を誘ってしゃぶりに行くのか?

 

無論それでも飲むというキちんとタピオカミルクティーの味自体が好きな人もいるだろう。そういう方にこそ、並ばず美味しいタピオカミルクティーを気の済むまで飲んでいただきたい。

 

もし、この文章を読んで「ちんたまじゃちょっと…」と思われた方がいたならそれはしょうがない。

 

この世には美味しいものは山ほどある。

 

貴方はまだ名前の壁を超えて好きになれるほど自分の舌に合うものに出会えなかっただけなのである。

 

多くの人が好んでいる物に手を出すのは間違った選択ではないと思うし、貴方は流行に敏感でチャレンジ精神溢れるフットワークの軽い素敵な人だ。

 

これ程のお方ならアボガドやパンケーキやパクチー等も一時は美味しく頂いてきた歴戦の猛者であろう。

 

今回はちんたまと言う名前があなたの感性にたまたま合わなかっただけだ。

この先、きっと本当に好きな食べ物に会えるはずだ。

それはどんなにちん妙でも名前がちんけでも貴方だけのたま物なのである。